本間三郎プロフィール Studio

本間 三郎

本間 三郎
(1936〜2013)

新潟県朝日村(現 村上市)出身。早稲田大学第一文学部、演劇科卒。

日本では執行正俊氏に師事、舞踊団を結成、全国公演を行ったが、飽きたらず1962年スペインに留学。踊りをパコ・レイジェス、アントニオ・マリン、エル・グイトに、ギターをファン・マジャ、ロレンソ・アパリシオに師事。タブラオ、ラ・エスクエラにスターとして出演、マドリード新聞に掲載される。

約4年に渡る滞在を経て帰国、日本におけるフラメンコ舞踊家第一人者、草分けとして、エルフラメンコ舞踊団を結成、全国ツアーを開催、日本でのフラメンコファンを一気に広げ、第一期フラメンコブームを巻き起こす。

東京、大阪等でタブラオ(フラメンコショーを楽しみながら飲食も出来るお店)が徐々にオープンし始める中、自身も1970年創業のタブラオ『カルメン』を経営しながら、新人踊り手たちを育てる。

1978年本間三郎フラメンコ舞踊研究所(現 本間フラメンコ舞踊教室スタジオアリアタール)を設立、後進の指導にあたり、これまでに数多くのプロフラメンコ舞踊家を世に輩出、日本のフラメンコ界の普及、発展に多大なる貢献をする。また日本フラメンコ協会立ち上げを支え、設立に力を注ぎ、その後長きに渡り副会長を勤めた。

2025年日本フラメンコ協会より功労賞を授与される。